めっちゃスムーズにラオスのビエンチャンに到着。
荷物も無くならず、飛行機も遅れず、ラオスの飛行場でも外国人観光客に押し寄せる客引きはゼロだし、ホテルまでの道路もまったく渋滞しておらず、15分ほどで到着。
もしかしてラオスって、世界で一番、旅行しやすい国なのでは? と思えるくらい。
ガイドのTさんとの会話
ちきりん 「バイクが多いですねー。もうみんな自転車は乗らないの?」
Tさん 「今、自転車に乗るのはお金持ちだけです」
ちきりん 「なんで?」
Tさん 「普通の人はみんなお金持ちの真似をしてバイクや車を買いました。でもお金持ちはもう、健康のためといって自転車に乗るんです」
ちきりん 「はやっ!」
Tさん 「なにがですか?」
ちきりん 「金持ちが自転車に乗り始めるのが早いなと思って」
Tさん 「??」
ちきりん 路上のクジ売りを見て、「あれなに? 宝くじ?」
Tさん 「そうです。ナンバーをふたつとかみっつ組み合わせて選びます」
ちきりん 「ナンバークジなんだ。当たりは大きいの?」
Tさん 「ふたつやみっつの組み合わせのはそこまで大きくないですが、年に一度、5個や 6個の組み合わせのクジも売られます。そのときは車が当たります」
ちきりん 「車!」
Tさん 「トヨタのピックアップトラックが当たるんです」
ちきりん 「まじ?」
Tさん 「でも、私立の銀行はもっとすごいコトをやってます」
ちきりん 「なになに?」
Tさん 「銀行口座を開いた人の中から抽選して、車や家をくれます」
ちきりん 「家まで!?」
Tさん 「車は、一位がベンツ、二位がトヨタ、三位が韓国の車、四位が中国の車です」
ちきりん 「その順番はどうなの? 納得感あるの?」
Tさん 「あります」
安全で旅しやすいだけじゃなく、おもろいな ラオス。
しかも、どこの国でも思うけど、こういう経済レベルの段階で、外国語を話せてガイドをやってる人の文化度とか知的レベルの高さはほんとすごい。
日本で 1964年のオリンピックの頃に外国人向けのガイドをやってた日本人も、すごいエリートだったんだろうな。
おほほほほー