今月は、1910年8月の韓国併合から100年。韓国の現代史のほぼすべてを韓国ドラマから学んでいるちきりん。今日はそれらの“現代史系ドラマ”をまとめてご紹介しておきます。
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なんども紹介している“ソウル1945”は、ほんとに泣けるドラマです。日本が併合している朝鮮の時代から始まり、解放、朝鮮戦争で同じ民族が殺し合うという不幸の中、歴史に翻弄される人達が描かれます。恋愛ドラマとしても秀逸ですが、歴史の勉強にも非常によいです。かなりの長編ですが、ちきりんは3度も見ています。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008/09/10
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日本が占領しているソウルは、京城と呼ばれていました。その京城を舞台としてのラブコメディドラマですが、抗日運動もストーリーに絡んできます。全体にポップで明るいドラマなので、現代史に関心はあるけど暗いのはイヤという人にお勧めです。二組のカップルが登場しますが、サブの方のふたりがめっちゃかっこいいです。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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全斗煥大統領時代を描いたドラマです。全斗煥大統領による軍事クーデターの様子が、具体的な日や時刻と共に描かれており、半分ドキュメントドラマのように見えます。いつ暗殺されるか、いつ権力を掌握できるのか、手に汗握る感じです。“軍政下にあった韓国”がどのような国であったのかよくわかります。歴史に名高い光州事件の裏側や、金大中氏の生き方なども詳しく描かれます。政治・軍事ドラマのため、登場人物も軍服しか着てなくてロマンス系の話もゼロ。画面も暗いので見ていて楽しい感じではありません。
- 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
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現代グループの創始者の物語です。サムソンの創始者も登場し、財閥と朴正煕大統領がタッグを組んで“漢江の奇跡”と呼ばれる経済成長を成し遂げる様子が描かれます。上記の全斗煥時代のひとつ前の時代です。李明博大統領も現代グループの若手社員として登場します。
現代グループの創始者は一代で財閥を作り上げましたが、ワンマン創業者の悲運として息子の代からグループは崩壊し始めます。一方のサムソンはスマートに生き残る。というような“財閥の歴史”を学ぶにも役立つドラマです。100話の予定で作られたのに視聴率低迷で70話くらいで打ち切りになったため、最後がちょっと尻切れトンボです。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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軍政下で民主化運動に走る庶民らと、乖離した生活を送る財閥、マスコミなど権力癒着側の格差を描きます。光州事件について詳しいです。現実の汚さが容赦なく描かれるかなり硬派なドラマで、拷問のシーンなども多く重くて暗いです。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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韓国版おしんみたいなドラマです。グッキという孤児に近い境遇の女の子が、事業で成功していく物語です。日本が占領している朝鮮時代に始まり、途中で日本からの独立があります。偽札の横行、ヤミ市場、密輸、リベートが乱れ飛ぶ、独立直後の経済混乱の様子が描かれていて興味深かったです。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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2002年の韓国映画ですが、「日本による朝鮮占領が続いていたら・・」という設定で描かれています。日本人的には「まじかよ?」みたいな設定ですし、「なんなのその日本語?」みたいな俳優さんもでてきますが、全体としては映像もストーリーもなかなかおもしろいです。チャンドンゴン氏と仲村トオル氏が共演しています。
機会があったら是非どーぞ!
おほほほほー