オルセー美術館展@新国立美術館

新国立美術館でやっていたオルセー美術館展(ポスト印象派)を観てきた。平日の昼間なのに賑わっていた。その後に寄ったミッドタウンも同じく人が溢れている。

みんな働いてないのか?

と思った。生産人口が減ってる国ですね・・

ちなみにこういう絵の展覧会が一番すくのは、平日の午後3時から5時なんだよね。働いている人が来られず、かつ、主婦で夕食の用意をする必要のある人が帰るから。今回はその時間に観てきたので、まあまあ許せる範囲の混み具合でした。


内容は? よかったです。すごくいい絵がたくさんありました。ちょっと欲張りすぎ(テーマをわけすぎ)な気はしたけど、まあ欲を言えばきりがないので。

まわっていて、もう一回、ヨーロッパをぐるりと回っていろんな美術館に行ってきたいなと思ったです。今回の展示会もまだ長くやっているので、もう一回観にいってもいいなあと思いました。

ところで、ちきりんがオルセーで観た絵で一番好きなのはこれなんですが(たしかオルセーだと思うのだけど)、画家名とタイトルが分かりません。どなたかご存じであれば教えて頂けると嬉しいです。(って、こんな1日50人も読まないブログで書いても意味なしですかね・・)




追記)なんと教えていただきました。超感謝!
そうです。ペディキュアをしているところの絵なんです!!



<今回の展覧会で特に印象に残った作品のメモ>
クロード・モネ「ボルディゲラの別荘」 南仏の木々のなかにある別荘の空気感がビビッドに伝わる。行きたくなる。

3つの巨大な女性像もインパクト大。アルベール・ベルナールの「ロジェ・ジュルダン夫人」、アンリ・ジェルヴェクスの「ヴァルテス・ド・ラ・ビーニュ夫人」、ジョン・シンガー・サージェントの「ラ・カルメンシータ」この3つをあわせて最初の方に展示するのはすごく巧い。

ドガの「階段を上がる踊り子」モネの「日陰の女性」はもちろんいいんですが、シスレーの「モレの橋」も空気が伝わる。印象派は風景画がすばらしい空気感を伝えてくれる。

ゴッホの「星降る夜」・・こんなのが日本で観られるなんてなんてありがたい。これだけでも1500円払う価値がある。パリまでいくと安くても10万円はかかるだしょ。

ゴーギャンの「タヒチの女」「黄色いキリストのある自画像」あたりは当然の風格。ルソーの「戦争」もすごいインパクト。モローの「オルフェウス」は怖い。ピカソの静物画もちきりんの好きな色合いの一枚。

ロートレック「女道化師シャ=ユ=カオ」の雰囲気がすばらしい。ピエール・ビュヴィ・ド・シャヴァンヌの「貧しき漁夫」も引き込まれる。


他にもたくさんすばらしいのがありましたが、とりあえずここまで。

そんじゃね。