高機能 デジカメ選び 結論編

この結論を、報告するのはスゴク勇気が要りました。だって・・・ちきりんが今日、買ったのは結局コレ↓

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F770EXR  光学20倍 ブラック F FX-F770EXR B

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F770EXR 光学20倍 ブラック F FX-F770EXR B


これ、昨日のエントリでは「買わない!」という結論になっていた4番目の「高倍率ズーム付のコンパクト・デジカメ」そのものです。(値段は約3万円)


なんでこんなことになったのか、最初から振り返ってみましょう。

★★★


1.前回サファリに行ったとき、ちきりんは「10倍ズームのコンパクトデジカメ」、同行者は「デジタル一眼レフ」を持っていった。写真のデキがかなり違っていたため、「高いカメラってやっぱりいいんだ!」と感銘を受けた。


2.今、ちきりんが持っているのは、海の中にもって入れるナイスなデジカメなんだけど、ズームは5倍。これだとさすがにズームが小さすぎる。さらに、前回のことを思い出し「もっと画質のいいカメラほしいなー」と思い始めた。


3.ツイッターとパーソナルブログ連動で、いろんな人からアドバイスをもらい始めた。

ブログにそれらを随時まとめた理由は、「きっと、ちきりん以外でも、カメラがわかんなくて困ってる人がいるに違いない。だったら、みんなからもらったアドバイスと、ちきりんの逡巡をすべて公開したら、それなりに役立つかも?」と思ったからです。


4.昨日までの経緯は、下記の通り
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+personal/20120416
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+personal/20120417
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+personal/20120419


5.この後も、ツイッターやメールでさまざまなアドバイスを頂きました。(感謝です!)


6.今日、2回目にお店に行ってみて、店員さんとも話しながら考えました。
そして、わかった最も重要なことは、

「私は、カメラなんてわからない。たとえミラーレスで小さいとはいえ、一眼レフとかtoo much。自分のわからないものを買うべきじゃないよね」ということでした。


ちきりんは金融商品について、友人などからアドバイスを求められることがよくあります。そういう時、よく言っているのが、「自分が理解できない商品は買わないこと」という原則。

それを思い出したのです。各種ミラーレスカメラの説明を聞いていても、結局私にはよくわからず、だから判断できない。それってやっぱり「わかってない」ってことなんだから、だったら私がこういうカメラを買うべきじゃないんだな、って。


そして、コンパクトデジカメの売り場に移動。売っている商品の小ささ、シンプルさ、わかりやすさに感動。「そうそう、これぞ私のための商品だわよ」と確信。

今持っているのはズーム5倍なので、さすがにこれだとサファリはつらい。だったら高倍率ズームだけついてて、できるだけ小さいのを買おう。それなら、今もっているのと2台持っていってもかさばらないし、向こうで故障などトラブルもありえると考えれば、予備として2台もっていくのもいいじゃん。

と割り切りました。あとは店員さんのアドバイスに従い、いくつかのメーカーのものを比較してこれになったというわけです。倍率は光学20倍です。

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F770EXR  光学20倍 ブラック F FX-F770EXR B

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F770EXR 光学20倍 ブラック F FX-F770EXR B



今回、ちきりんにいろいろとアドバイスをしてくださった方には、心から感謝しています。こんな結果になって「なんなんだよ!」と思われているかもしれません。ごめんなさい。

でも、ちきりんがこの結論に達せたのは、みなさんのアドバイスのおかげです。詳しい方のアドバイスを読んでいて「こういうことがちゃんと分かっている人のために、一眼レフ、もちろんミラーレス一眼も含め、いいカメラってのは存在してるのよね」ということが、よくわかったんです。

あれこれ悩んで回り道をしたけれど「分をわきまえた選択」に落ち着いたと思っています。


あと、みなさんのアドバイスは決してムダにはならないです。ちきりんと同じレベルの知識しかなくて、「もっといいカメラ、欲しいかも」と思っている人はたくさんいるはず。そういった人が、カメラ選びで検索をすれば、この一連のブログを読んでもらえる可能性は多分にあります。

そして、そういった方々のためにも、みなさんのアドバイスはとても貴重なものとなるでしょう。


ここまでおつきあい下さった方に、ほんとに感謝しています。
どうもありがとうございましたー!


ちきりん