去年の始めに出した下記の本は、その前年の 1月から約 1年かけて書いてたのですが、最期の仕上げをのぞき、その大半を東京以外の場所で書いています。
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作家の人がホテルに缶詰になって本を書くという話はよく聞くけど、私の場合、むしろ開放的で自然の多いエリアに 10日間ほど滞在し、昼間は遊んで夜に集中的に書きます。
上記の本は、
1) 2月にクアラルンプールで最初のドラフトを書き、
2) 4月に長崎で、追加の原稿を書き、
2) 6月に小浜島と西表島で、相当程度、内容を修正して、
3) 8月に旭川と稚内に滞在して最終原稿に仕上げました。8月は東京も暑いので、涼しいところに滞在。
2, 4, 6, 8 月と隔月になっているのは、それぞれの間に東京で編集者の方に原稿を読んで貰い、コメントを頂いたり、ディスカッションしたりしてるからです。
最初に、「沖縄に籠もって書きます!」って言った時は、編集者の方から「こもる時って、1日何時間くらい書くんですか? 10時間くらい?」って聞かれて、答えに困りました。
そんな長い時間、書くのは無理です。
小浜島と西表島では、昼間は海でたっぷりと遊び、昼寝を経て、夕方から原稿書きに集中しました。あの時はあえてネットのつながらないコテージを予約し、ひたすら画面とキーボードに向き合いました。
それでも私が執筆に集中できるのはせいぜい連続 2時間から4時間が限度。
なので、夕方4時くらいから夕食を挟んで 11時くらいまで書いたら、さっさと寝ます。
そして、朝起きたらプールで泳ぎ、昼からは海に。
今はここにいます。新しい本の最初の最初の最初の下書をして帰る予定。
おほほほほー