精神疾患の名称変更

今年の 6月くらいだったかな。日本精神神経学会が精神疾患の病名について、新しい指針を公表してました。下記はそれを報じる新聞記事の切り抜き。



「学習症」が、勉強好きな人みたいとか、

「スペクトラム」って「アスペルガー」と同じくらいわかりにくいとか、

「アルコール使用障害」であって、「アルコール飲用障害」じゃないのは、なんでだろう?とか、

いろいろ突っ込みどころはあるけど、まあ細かいことはどうでもいいです。


精神疾患の名称は定期的に変わってて、「統合失調症」は昔は「精神分裂病」と言われてたし、「アルコール依存症」だって、以前は「アルコール中毒」だったんじゃないかな。

病名変更の理由は、(アメリカで新しい診断基準や疾病区分が発表されたから、それにあわせるため、というのと)差別意識や不快感を生まないようにってことらしい。確かに、末尾につくのが「障害」なのか「症」なのかで、印象は大きく変わるよね。

あたしは「花粉症」ですが、「花粉障害」って診断されたら、ややビビる。


あと、今後の調査研究が必要な新しい病態として「カフェイン使用障害」「インターネットゲーム障害」なんかも(日本精神神経学会の発表には)入ってたらしいんだけど、

インターネットゲーム障害って聞いたら大半の人は、
「プログラムがバグったりアクセスが集中して、ゲーム中に画面がフリーズすること」
だと思うんじゃないかな。


とりあえず、記録としてのエントリでした。


おほほほほ。