ちきりんは学生時代から自炊派なのですが、アメリカに住んでいた頃、同居人のアメリカ人の作る料理があまりにシンプルで衝撃を受けました。その人の作る料理は、「肉と野菜を切って、塩と胡椒で炒める」のみでした。
肉が、牛肉だったり、マトンだったり、チキンだったり、豚肉だったりと変化し、たまに魚になります。野菜はもっとバラエティがあり、玉ねぎやジャガイモから、トマト、キュウリ、コーンまでいろいろです。ですが、料理方法は「塩コショウして炒める」だけなんだよね。
まあ、たまにケチャップかけたりしてたけど・・・
まじなのか
と思ったけど、人生の大半をそういう料理で生きてきたそうで、別に何も困ってない感じでした。たしかに材料を変えると、続けて食べても案外、飽きないもんではありましたけど。
さて、最近は豊富な“調理用の合わせ調味料”が売られている日本ですが、私がオススメなのは「サラダドレッシングを炒め物に使う」という手です。特に、ピエトロのドレッシングは本当に美味しい↓
今日、作ったのは、牛肉に筍、トマトとしいたけを炒めて、上記のピエトロドレッシングを和えただけの炒め物。筍は水煮パックを買ってきてるし、トマトも皮をむかず(大き目に切って炒めれば、皮はお箸ではがせます)、材料を切るだけなので、準備には 5分もかかりません。さらに、炒めるのも5分。味付けは、最後にドレッシングを振りかけながら炒めるだけ。
これだと、留学してた頃に同居人が作ってたのと手間的には何も変わりません。でも、ピエトロ様のおかげで非常に美味しくできました。
夏はトマトを炒め物に入れると、ちょっと酸味がでて(色味もキレイだし)いい感じです。種の少ない細長いトマト(イタリアントマトとか)を使うと、種ごと入れてもべちゃべちゃしにくいです。
野菜とお肉の種類を変えれば、それこそ、この調理方法だけで様々な炒め物が作れる。もちろん、エビやイカもかなりイケます。最近のこのタイプのドレッシングには“出汁”が効いているので、炒め物にも万能なのです。
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おほほほほー