この本を頂きました(献本ありがとうございます)。
漫画なのでサクッと読めました。お金を貯めるために、給与の一部を「なかったもの」として隠しておこう、という涙ぐましい貯蓄法の提案本です・・・。
- 作者: 田辺南香,わたなべぽん
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 単行本
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表紙に「月末カツカツさんでも一年で50万円貯まる」と書いてあって、主人公の女性はこんな設定です。
・手取り月18万円くらい
・東京の郊外でひとりぐらし
・家賃は6万5千円
・ということは、家賃を除く月の手取りは11万5千円
・ボーナスが年間20万円
・年末調整でいくらか戻ってくる
・もうすぐ30代とのこと。28才くらいかな
・女性
・貯金なし
・借金もカード残もないけど、月末には常にカツカツになっている。
これがどれくらいリアルな設定なのかよくわかりませんが、上記だと年間の可処分所得は236万円。これで一人暮らしで年間50万円貯金できたら結構すごいような気はします。
★★★
で、「そういえば、私も最近、家計簿つけていたのよね」と思いだして集計してみました。働いている時はつけてなかったのですが、さすがに退職してからは「いったい私は生活にどれくらいかかってるの?」くらいは知っておくべきかと思って、過去半年ほど支出を携帯にメモっていました。それを集計してみたら、こんな感じだったよん、というのが下記です。
脊髄反射的な感想としては・・・
「固定費、高っ!」
「食費、高っ!」
でも食費にはスーパー、コンビニ、デパ地下で買う食材の他、通販で買う野菜、魚、お酒、水などが含まれている他、上記では雑費(シャンプーやトイレットペーパーなど生活用品)も込みです。
いくつか注釈を。
・過去半年の生活費を合計して6で割った、月平均の生活費です。家電を毎月3433円分買っているわけではないし、光熱費も月によってかなり違うけど、全部足して6で割ってみました。
・年間にかかる固定資産税や人間ドックなどの費用は12で割って月額負担分を計算しています。
・特に節約とかはしてません。普通に暮らしてます。
・過去半年は長い海外旅行には行ってないので、後半の半年はその分が増えそう。
・過去半年は(会社を辞めたばっかりで)ものすごく「おごってもらう比率」が高かったので(多分、外食の8割は自分で払ってない・・)、後半の半年は外食費、交際費などが、かなり増えそう。
・健康保険(社会保険)は昨年の年収で算定されているので「勘弁してくれ」な額になってますが、これは来年は半額くらいになるんじゃないの、と希望的観測。
・昨年までの所得にかかる住民税は、支払時期が今年であっても算入していません。別会計としています。
・住宅ローンが終わったマンションに住んでいるので、家賃等は負担なし。
・基本的に一人暮らし@東京の生活費
というわけで、年間通してどうなの?というのは、まだ秋にならないとわからないのだけど、とりあえず私は月間29万円、単純に年換算すれば一年に350万円くらい使って生活しているらしい。
これ、どうなの?
微妙な感じだよね。かなりショボイ質素な気もするし、家賃なしでこんなかかったら大変じゃん?みたいな気もするし、立ち位置が難しい。
上記のマンガ本だと、年収250万円の中から家賃も払ってその上貯金しようという本なわけで・・・ふむ。
そういえば本の主人公と同じ28才から30才の時は、私は学生だったんで貧乏で生活費も少なく、かつ貯金もゼロでした。朝から学食でマフィンを売るバイトしてましたよ。「朝からこんなもんよく食うねえ」と心の中でつぶやきながら・・
まっ、結論としては、「みんなどんどん私におごってね!」って感じかな。
おほほほほ