狭い世界からちょっとだけ頭を出して見る

会社を辞めて約半年。辞める時の楽しみのひとつだった、「多様な人に会って世界を広げたい」という目的は、それなりに実現できていると思う。

講演として話す場が3つほどあったけど、いずれも今までとは全く違う分野の方々と話せる機会が得られて新鮮だった。

個人で会ってお話をする人達も、前職の関係ではまず会わなかっただろうと思う方ばかり。自分が、「経済やビジネスに興味がない」と言う人と話しているなんて、とても不思議。予想していたことではあるけれど、自分の世界がいかに狭かったか頻繁に痛感する。

加えて、本を出してみて出版関係の方ともよくお話しするようになったけど、そもそも私は「文学部」とか「社会学部」の人にもほとんど会ったことがなかったのだとあらためて気がついた。これほど遠い業界も存在するのね、って感じ。


仲間だった人達は皆、退職後、広い海を知るという。私も全く同じ。




写真はエビ・アボガド・卵丼。美味しいです。